一条工務店i-smartに二階お風呂は相性激悪!?苦労した我が家の話〜土地探し中の方向け〜

皆さまこんにちはあのんでございます。
我が家は現在打ち合わせも中盤にさしかかろうといった状況で、夢が広がる…と言いたいところですが、現実を突きつけられてなんとか理想に近付けようと日々奮闘中です。
そんな中、現在間取り作成で一番苦労している二階お風呂の部分についてお話させていただきたいと思います。
もし同じように二階お風呂をお考えの方がいれば、是非参考にしてください。
土地購入を検討中の方も参考になるかもしれません。

 

二階お風呂への想い

最初はナシだった二階お風呂

夫婦で意見が一致していたのですが、なんとなくの感覚で二階お風呂嫌だったんですよね。
深く考えずナシだなーって、現在マンション暮らしで二階に住んでいるにもかかわらずです。
主人は実家が一軒家だったから当たり前の感覚として二階にお風呂はナイナーって話で、私は賃貸暮らしで育ったので上階にあるお風呂の水漏れ被害に遭うとかそういったことが日常的に話であったのでそういった経験から感覚的に嫌だなぁと思っていたのです。

とあるブログで目からウロコ

現在(このブログを書いている2018年6月現在です。)住まいブログの一条工務店のカテゴリーで人気一位にずっと君臨していらっしゃる方のブログを読んだ時、ものすごく感銘を受けました。

話は逸れますがああ言う暮らし憧れますね。
私、極端なミニマリストにはどうしてもなれないカラスタイプ(物を溜め込む収集型)なんですけど、近年流行りの断捨離やミニマリストには少し感銘を受けてて、ものすごーくゆるーく断捨離方向に傾き始めてまして。
なんだろう…生活を楽に便利にするためには物の収集も厭わないが、生活を圧迫するような事や物は断捨離してしまおう!と言った、行為の断捨離ですよね。
あの方のブログもそういった傾向が強いので大変参考にさせてもらっています。
特に家を建てたタイミングで綺麗さっぱりと!と思って目標にしていたりもします。

で、話を元に戻してですね、その方のブログで二階お風呂の展望についてと生活動線についてが書かれていたんですね。

夫婦二人とも温泉やスーパー銭湯によく行くほどお風呂は大好き。
そして幸いにも我が家の隣地は公園、公園の向こう側は道路を挟んで川(用水路的な小さな川ですが…)これは毎日がhappyになれるんじゃない?おまけに動線確保で2度美味しい!
となりまして、晴れて?二階お風呂を採用しようと言う運びになりました。

立ちはだかる二階お風呂への壁

その①北側斜線

北側斜線と一条ルール

一条ルールのお話の時にもさせていただいたのですが、

一条工務店はレゴハウス?!不自由な間取り設計

我が家の敷地はこのような感じで二方向から北側斜線がかかってきます。

まぁだいぶアバウトな図なので正確な北方向や土地の広さや関係性は少し違うかもしれませんが、この北側斜線が大変厄介だったんです。

我が家は東京の田舎で家を建てるのですが、この土地は代襲相続で頂いたもの。
当初は北側斜線があるけど綺麗な長方形だし50坪近くあるからそこそこのお家が建てられるよねー💕なんて楽観視していました。

いざ設計に入ってみると二方向の北側斜線のせいで希望とは明後日の方向の間取りが手元に届いたのです。
間取りの色々な所がもう全然希望通りじゃありません。
そのうちの一つ、公園の方に展望を望むお風呂を!が完全に無視されていました。

それはなんと、公園側に面する全ての面で天井が下がるためそちら側にはお風呂が置けないからだったのです。南側めいいっぱいによせれば天井は下がらず北側にお風呂も可能ではあるのでしょう。
しかし仮にお隣さんの広い庭のある西側に建物を思いっきり寄せて東側にお庭が取れればそれもアリだったのでしょうが、
そちらも北側斜線がかかってくるので隣地境界から建物を離さなければならず東側に駐車場を取るのですらやっとな現状儚い夢と消えました。

逃げ道を塞がれた高度地区

じゃあそれならと、事前に北側斜線の事は色々調べていたのでその間取りを見て煮詰まってしまった時に設計士さんにこうお願いをしてみました!
「天空率計算で間取りの作成をお願いします!」
しかしその希望は間髪入れずに打ち砕かれてしまいます。

天空率とは、魚眼レンズで天空を同心円状に見上げたとき(任意の測定ポイントに対して正射影投影)、建物を立体的に映した範囲を除いて、どれだけ空が見える割合が残るかを示したもの。これは、2003年(平成15年)に施行された改正建築基準法において追加された制度で、従来の高さ制限(道路斜線・隣地斜線・北側斜線)となる第56条に新たに第7項として設けられた。
採光や通風の確保を目的として定められ、実際に計画する建物のほうが天空率が大きければ(空を覆う割合が少なければ)、斜線制限を適用しないことができるという緩和措置。
これにより、斜線制限によって容積率を十分に消化できなかった敷地においては、その有効利用も可能となったため、設計の自由度が増し、高さのある建物が建てやすくなったといえる。

なんと我が家は東京都の高度地区と呼ばれる制限がかかっていたのです。
それも一番厳しい第一種低層住居専用地域に!
この制限の土地では道路緩和がない限り天空率計算すら除外されてしまうのです。

とりあえずお隣のお庭が手入れがされていてなかなか立派なお庭なので展望泥棒する(西側にお風呂を持ってくる)事で一度は話を収めました。

というか、どうすることもできなかったので収めざるを得なかったわけですが…

その②キッチン換気扇とお風呂の関係性

その後間取りをああでもないこうでもないと話し合ううちに、希望した間取りの中の一つの案でI型キッチンの間取りに置いてキッチンの真上に二階のお風呂が鎮座しました。
そうするとどうしたことでしょう!ワイドカウンターが壁に向いてしまったではありませんか!
(もちろん壁に向かないパターンも出してくれましたが…)

これは二階お風呂がキッチンの換気扇の真上には置けないという一条ルールに阻まれて、換気扇の位置だけを絶妙にずらすための奇策としてワイドカウンターの向きを変えてしまうという荒技のためでした。

いやいやいやこれはないでしょう?もう一つのパターンでもリビングダイニングが耐力壁にも阻まれて動線がジグザグなんです…お風呂の展望を諦めてって間取りも色々考案しましたがしっくり来ず、流石にもうI型キッチンの案を諦めましたよ。ほんと…

その③ブルータスお前もか!

すみません、あまりにも思い出しショックだったために取り乱しました。

訂正その③洗面台お前もか!

謎のブラックホールならぬブラックウォール

現在、たぶん気が変わらない限りこのままいくであろう間取りで洗面台の後ろに意味のわからない45㎝級の分厚い分厚い壁が出現しております。

これは、お風呂の配置から隣接する洗面脱衣所の関係上どうしても仕方なく、洗面台を小さいものにして四畳近い無駄スペースの洗面脱衣所になりかけたところをストップして無理やり配置してもらった結果こうなってしまいました。

もともとはこのような洗面脱衣所だったんですが、流石にお風呂の入り口の真横にちょこんと鎮座する小さな洗面台と広大な脱衣室が入り口側という構図にどうしても納得がいかず現在の無駄壁になっています。

なぜこのような事態になったのか?

それはまたも憎っくき北側斜線のせいです。

i-smart標準装備であるリュクスドレッサー は最大の高さで230㎝、カウンターの高さで5㎝刻みで小さくなりますが最小の高さでも220㎝です。
上部棚を取り外す事も可能なようで、その場合棚が40㎝ありますのでそれを外して190〜180㎝の高さになります。

我が家の洗面脱衣所の窓がある側の壁は北側斜線の勾配天井、そして一番下りの部分で174㎝…そこから2マスにかけ天井が勾配しているのです。
そう!棚を外した状態でも北側の1マスどこにも収めることが出来ずあのようなよくわからない広い広い洗面脱衣所の出来上がりだったわけなのです。
なので、有効幅員が60㎝になっちゃいますが奥に脱衣スペースも確保できているのでブラックウォール(無駄壁)を出現させあのような配置にしてもらいました。
最終的な予定ではドアの位置を半マス下げて棚の位置を左右逆にするので、洗面スペースは90㎝以上確保できるはずです。
ちなみに主人の身長は180㎝公園側の壁際には立てません(笑)

その④二階お風呂採用不可オプション

主人の希望でミストサウナが予算に余力があればつけたかったそうなのですが、二階お風呂には基本的に採用不可なようで(天井高の問題かな?それとも配管?)諦めました。

あとこれはなぜ不可か謎なので、次の打ち合わせの時に質問しようと思っていますが、二階お風呂の場合親子折戸もつけられないそうなのです。
まだ我が家は下の子供が小さいので出入りのストレスをなくす事はもちろんのこと、将来的に考えても洗面脱衣所の通路も狭いですので親子折戸にしたかったのですが、採用不可となってしまいました。

それでも諦めなかった二階のお風呂

敷地面積ギリギリの建ぺい率

我が家は建ぺい率40の容積率80で、土地が50坪近くはありますが、セットバックも込みで建てられる容積率が37坪に満たない程度でした。

一階にお風呂を持ってきた場合リビングダイニングしか取れず、長男である主人が後々受け継ぐであろう仏壇の置き場や来客の際のスペースの確保のための和室が取れなくなってしまいます。

また階段もリビングイン階段でボックスタイプを希望だったため、そのためのスペースも必要で、結局打ち合わせを進めていくと間取り的に一階にお風呂を持ってくることがそもそもできなくなってしまいました。

どれかを犠牲にしなければならない状況で、選んだのはプライベートスペースではなくパブリックスペースを優先した形になります。
特に大きく広くお客様へ開いたお家にするつもりではないですが、やはり主人が長男で、従兄弟夫婦さんや妹夫婦さんも将来的には主人の実家の方ではなくウチヘ招くことを考えるとどうしてもその部分は外せません。

でも正直楽しみです!

無駄壁はどうしても許せませんが…だってここだけで30万以上の坪単価増加ですよ?ちょっと無駄すぎます!ですのでギリギリまでなんとか道を模索してみる予定です!

大変苦労した間取りですし、現状ほとんど私が考案した間取りがまるっと採用されてますしね。
何より自分たちが住み良いように工夫してカスタマイズされていく家が作られるのってこれ以上ない楽しみです。

とにかく後悔しないためにも最後まで全力を尽くす予定です。

どうしよう力尽きたら…

土地探し中の方へ

もし、これから家を建てる予定で土地を探す方がいらっしゃったらこれだけは注意してください!特に都市部に居を構える方は要注意です!

第一種低層住居専用地域においての高度地区は敷地の有効活用が大変難しくなりますので、北側道路でない土地は極力避けましょう!特に二面が北側に接している場合とても苦労をしますよ!