結婚して子供も生まれそろそろ人生の第二ステージも佳境、そんな時考えるのがマイホーム。
さてそろそろ本腰を入れて夢のマイホームを考えるか!なんて思った時にあなたはどんな行動をとりますか?
大体の方がネットで検索する事から始めるのではないでしょうか。
行動的な方では最寄りの住宅展示場だったりチラシに入っていたモデルハウスや見学会などに行かれると思います。
でもちょっと待ってください!
それでは全くの素人と言っていい私達には多すぎる情報や、手練れの営業マンの話術に自分の建てるべき家を見失う結果になりかねません。
そこできちんと自分のニーズに合致した家を持つためにするべき事をご紹介したいと思います。
もくじ
家の価格を正確に把握する
あなたは家の価格をご存知ですか?
家に入ってくる新築の建売や中古住宅のチラシなどで大体はこのくらいと答えられる方も多いと思います。
しかしそれはあくまでもあなたがお住いの地域の相場を示しているものであなたが住みたい家の価格ではないのです。
では?一体いくらなのか?
「そんなこと言ったって注文住宅で建てるのか、中古住宅を買うのか、建売やマンションを購入するのかで家の価格なんてピンキリじゃないか!」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
ずばり申し上げます。あなたが住みたい家の価格は住宅展示場に行かなくても、ネットで見積もりを出さなくてもわかる方法があります。
住みたい家の価格を知る方法
ライフプラン二ングをしてください。
ライフプラン二ングとはファイナンシャルプランナー(以下FP)に相談して自分のライフプランをアドバイスしてもらい、人生においてのお金のガイドブックを作ってもらう事を言います。
ライフプランとは、人生設計のこと。 語感としては、 人生設計が、職業、結婚観、生きがい、居住地など個人の充足感に主眼をおいた設計であるのに対し、 ライフプランは、主に金銭面からの生活設計を指すことが多い。 ライフプランは人生設計図と訳されることもある
ではFPってどこで会えるの?
依頼するのにもお金かかるんじゃないの?
なんて思ったそこのあなた、無料で簡単にFPに会える場所があります!
お近くの総合型保険案内窓口へ行きましょう
え?総合型保険案内窓口って保険に加入するための相談窓口じゃないの?
私も以前保険会社で外交営業を経験するまでは保険窓口をそういうところだと思っていました。
もちろん間違いではありません。
総合型保険案内窓口は何十社とある保険会社を総合的に比較検討し、訪れたお客様へ一番ニーズに合った保険を案内するのを主体とした業務を行っています。
しかしながら保険は一人一人にきちんと見合った保証を考える必要があります。
保険の窓口に訪れた場合、たいてい最初にすることが訪れた人へ下記のようなヒアリングを行うことから始まります。
- 保険の加入状況の確認
- 収入
- 将来の家族設計
- 現在の生活にかかっているお金の内訳
- カードローンやショッピングローンの借り入れの状況
- マイホーム計画(ローン状況)
細かく聞いてくださるFPさんだと、それに付け加え、
- 趣味の有無
- 家族旅行の希望頻度
- 今後のマイカー計画
- 子供の習い事の有無
- 子供の結婚式への援助費用
- 家電の買い替え頻度
など単純に生きていくだけに必要なお金だけではなく、潤いのある生活までを考慮しライフプランに盛り込んでくれます。
なぜライフプランなのか
先ほどの説明でもうすでにお分かりかもしれませんが、ライフプランを作成してもらうことによって将来に必要なお金の概算が数枚の紙に表やグラフになって説明を受けることができ一目瞭然になります。
普段から自己で色んなことを想定して備えをしているような方でも気付かないような事が、多数の案件をアドバイスしてきたプロだからこそ出来る試算で多岐に渡る可能性が考慮されて出来上がります。
そのように出来上がったライフプランはあなたの唯一無二の人生設計へのガイドブックとなり、現状の収支で住宅にかけられる金額が明確になるため、自分の理想の家造りに役立てる事ができるのです。
相談を受けたらしつこい勧誘をされる?
と心配なあなた、安心してください。
保険会社はコンプライアンスという法令を遵守するための規則を各会社ごとに細かく設定しております。
その中には、強引な勧誘を行なってはならないという取り決めがどこの保険会社にも決められています。
保険の勧誘には殆どの場合クーリング・オフ制度が適用することができるため、保険会社はその事態を恐れ、自分の会社の保険外交員がクーリング・オフ制度を起こすような勧誘をする事を禁じているのです。
それはもちろん代理店にあたる総合型保険案内窓口も当てはまります。
総合型保険案内窓口へ保険に入りたい!と保険契約の意思を明らかにした上で訪れ相談したような場合を除きクーリング・オフ制度の対象になります。
ですので安心して、ライフプランを作成してほしいのですが…と言った形で窓口へ行ってみてください。
また総合型保険案内窓口※だけでなく訪問型の総合保険案内の会社もありますが、そちらの場合ライフプランの作成後の勧誘で勧められるがまま検討もせず保険に入ってしまったりしても、申込者が自分で指定した場所で契約という項目でクーリング・オフ制度が適用できなくなる可能性がありますので、勧誘が苦手な押しの弱い方は念のため総合型保険案内窓口へ行く事をお勧めします。
※ここでは総合型保険案内窓口は店舗型のことを指しています。
まとめ
するべき1つのことそれはライフプランニング
最初の項目から、家の価格を知る事がするべき事かな?と思った方もいらっしゃると思いますが、私が声を大にして言いたいのは自分の財布の中身を把握せずに買い物できるのは金持ちだけ!という事なのです。
もしお金に余裕があるならば、なんの心配もなく住宅展示場へ訪れ自分の知る知識の中で最高の家を建ててくれるハウスメーカーと契約して家を建てる事が可能なのです。
悲しいことに私にはそんな余裕はありません…
が、無知ゆえにいきなり住宅展示場へ訪れ、知らない単語に翻弄されたり、某ハウスメーカーに足元を見られ「うちじゃその予算じゃ建てられませんよ」と丁重にお断りされたりする事もありました。
結果的には一条工務店というハウスメーカーと出会い。
自分たちの追い求める理想の家がたまたまそこにあり、また一条工務店の紹介とセッティングで、住宅展示場内の一室を借りてライフプランを2時間半もかけたヒアリングのもと丁寧に作成していただくことができたのでした。
その後、ほけん選科という窓口にも訪れ自称ほけんマニアと仰るFPさんにもライフプランニングをしてもらい、さらに納得の上で保険見直しも先行して行いました。
でも大概の場合こんな風にうまくいくとは限りません。
ライフプランから見えてくる使えるお金と心の余裕
忘れてはいけません、ライフプランで出てきた家を建てるのに使える費用は現状の収支からきてるということを。
転職をすれば収入は変わりますし、例えば節約や倹約をすれば支出が変わり家に使えるお金も変わります。
大切なことはライフプランを通して自分の10年先20年先を見据えて計画を立てること。
あなたがベクトルを置く部分に適切にお金の配分を行うことが欠かせません。
例えローンの審査がおり可能だからと言って自分の収入で借りれる上限いっぱいでローンを組んでしまうと、この先突然のイレギュラーな出来事にローン破綻を起こしてしまうとも限りません。
家を建てる、そんな時に考えるのが真っ先に家はいくらなのかという普段買い物でするように値段を確認する作業になりがちですが、家はその種類・形態によって値段はピンからキリまで千差万別です。
自分の予算を知らぬまま家の購入を検討して先に色々と見てしまうと、見たものをそのまま欲しくなってしまったり、営業マンの口車に乗せられ生活が成り立たないような上限めいいっぱいのローンを組むことになりかねません。
そうならないためにもプロにライフプランで多角的に将来の可能性を試算してもらい、自分の予算を正確に把握してから、その予算の中から自分の理想に一番近い家の購入を検討するのが大切なするべきたった1つのことなのです。
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このブログではライフプランを作成することにおいてお勧めするものではありますが、総合型保険案内窓口にてクーリング・オフ制度を利用する事を推奨するものではございません。
総合型保険案内窓口は保険の代理店となり、その性質から保険を案内するのが最終目的とした業務となります。
もちろん気軽に相談は無料でのってくれますが、だからといって決してひやかしになるような行為はお控えいただき自己責任での相談をお願いいたします。