一条工務店間取り作成のコツ!【前編】勝負は設計士との出会いから

皆さまどうもこんにちはいつも笑顔を心がけて口端2ミリ口角上げを意識しているあのんです。

今日は一条工務店でより良い間取りを作成して行くためにはどうすれば良いのか、私の経験からのポイントを話していきたいと思います。

 

本当の勝負は土地探しから

いきなりタイトル無視の見出しとなってしまっていますが、家の間取りは土地の形状や条件で8割型決まって来てしまいますから絶対的な条件であり無視することのできない部分が土地探しとなります。

今回はその前提部分はちょっと置いておいて、土地が決まってだいたいやりたい間取りが頭の中で出来てきている場合、どのようにすればその理想を実現させられるか、そんなお話になります。

なぜ間取りが希望通りになりにくいのか

間取りを引くのは設計士

当たり前のことですが、間取りを考えてくれる人=設計士さんです。
しかしその間取りを欲しているのは施主である私たちです。
そして設計士さんにやりたい要望を口頭で伝え叩き台となる間取りを作ってもらうための打ち合わせが初回打ち合わせです。
だいたいの方がその時始めて担当設計士さんと顔を合わせるのではないでしょうか?

つまり理想の間取りを叶えてもらうには初対面の相手に自分や夫婦の価値観や好みを理解してもらって間取りを引いてもらうということが必要になります。

我が家の場合

例えば細かな事例なのですが…間取りが進んで来た中で我が家はこのような玄関配置とトイレの位置になっています。

注目して欲しいところはシューズクロークの扉と、トイレのドアそしてトイレの前にあるリビングドアとの関係です。

シューズクロークの扉は引き戸を希望していたのですが、そこに着く壁の長さからつけられないという事で開き戸がつけられています。
そしてトイレのドアはリビング側に開くのを希望した自分で作成した間取り図を設計士にメールで送っていたのですが何故か逆開きにされています。
トイレのドアをリビング側に開くようにしたかった理由は毎日メインで使うところなので玄関側に開く形であると一歩以上回り込む形でドアを開けなければなりません。
些細な動作かもしれませんがそうした日頃の動線的な面倒さを極力なくすことをこれまで目指して打ち合わせをしてきました。

この図面が出てきたのも設計士さんと会うのが4回目になる打ち合わせの前なのです。
その打ち合わせでトイレのドアを逆向きにして欲しいと伝えたところ、設計士さんが言うにはリビングのドアは普段開け放しているものなのでトイレの出入りするときにトイレがリビングから丸見えになりますよと。
ちなみに我が家は玄関隣に見える押入れの下の部分が和室になっており、基本的にはお客さんはそこへ通したいので玄関から和室へ直接アクセス出来るようにこだわって間取りを作成していた経緯があります。
ですのでリビングは基本的に気心が知れた相手か家族でしか使わない予定になっています。
つまりリビングからトイレの中が例え見えたとしてもそこで用を足している人間が中からトイレを開けると言う事が起こらない限りほとんど不都合がありません。

そしてここで注目すべきはシューズクロークの扉です。
普段は開け放していたいけれどお客さんが来た時に目隠しが欲しいから引き戸を希望しておりました。
それも可能であれば引き戸をつけたいと言うような形での要望の出し方です。
扉をつけたいのかー引き戸は無理だから開き戸をつけておこうと設計士さんがなるのは分からなくもないのですが、リビングドアは開け放して置くものと言い切るのにシューズクロークの扉は毎日きちんと閉めなければならない作りに疑問を隠し得ません。
これも最初に間取りが出てきたときに花粉症の主人のために玄関土間仕様ではなくウォークスルーのシューズクローク仕様と家族玄関の役割としてを希望してそのような間取りになっているにも関わらずです。

ちなみに我々夫婦はシューズクロークの出入り口は普段開け放したままにしておいてもリビングドアは開け放して置くつもりはありません。
そんなことは言ったことも無いはずなので、設計士さんの感覚なのかそれとも経験則からなのか一般論からなのかはわかりませんがそのような判断となっているようです。
要望を出すための自分で引いた間取りは強く希望するドアの開き方向がない限りドアはおろか窓すら書き込まず間取りの配置的なものや壁の位置だけになっています。
つまりこのトイレドアに関しては希望があったから開き方向を書いていたのに無視されてしまっていました。

価値観のズレが間取りのズレ

我が家のケースでこのような食い違いが起きたのは設計士さんと我々夫婦の価値観が大きくズレていた事に要因があるのではないかと分析しています。

我が家はつい先日この4回目の間取り打ち合わせを終えたところになりますが、それはつまり過去3回は設計士さんと会って2時間を超える打ち合わせを行ってきたということでもあります。
そんな中であっても些細なことではありますがこのようなズレが生じるので、初対面でかつ要望を口頭で伝えただけではその後出てくる叩き台となる間取りが必ずしも希望に全然沿っていなかったのもある意味納得できる部分ではあります。

しかしズレが生じる仕組みが納得できたからと言って実際に価値観の大きくズレた間取りを納得するわけには行きません。またそのような間取りが出てきてしまっては打ち合わせに時間がかかってしまいますので、よほど打ち合わせの期間に余裕がない限り納得できない間取りのまま着手承諾まで進んでしまう可能性も出てきてしまいます。

勝負は初回打ち合わせから始まっている

いかにして価値観(要望)を伝えるか

打ち合わせが進んで来ると、壁紙一つとっても夫婦間で意見が合わず対立したなんて話を聞くことがあります。
長年連れ添っているのか新婚なのかにかかわらずそういった好みや価値観の違いは夫婦間でもしばしば起こる問題です。
夫婦間ですらそのような食い違いが発生するのですから、初対面で施主がどんな人物かすら知り得ない設計士さんに好みに添う間取りを完璧に出してもらうのにはそれ相応の努力が必要になります。

特に頭の中にイメージするものを口頭で伝えるのは表現力豊かな方であっても難しいものではないでしょうか。

では口頭で伝えるだけではなくイメージに合う写真であったり間取り図を用意して見せてしまえばどうでしょうか?
我が家の場合なのですか、気になる間取りやイメージの画像は用意して初回どころか毎回の打ち合わせに挑んでおります。
けれどそのものどんぴしゃりの間取りでなく、和室の配置はこの間取り図の感じで二階はこんな感じの間取りでとそれぞれをピックアップするような形で用意したからなのか、写真を見せて説明していたにもかかわらず、なんとももどかしいことにうまく設計士さんには伝わっていないようでした。

自分で間取りを引いてみる

そんな風にして初回打ち合わせを経て出てきた最初の間取りは2パターンあったのですが、我が家として前提条件で強く希望していた部分がどちらの間取りにおいても何かしら無視された形で出てきてしまったのです。
はっきり言ってこれはない!と夫婦二人で届いた間取りにがっかりしたことを覚えています。

その後届いた間取りを携えて2回目の打ち合わせに臨んだのですが、もちろん設計上の制約での配置の部分は仕方ないとしても、細かなところも含めて違和感が拭えない事態に陥ります。
要望がうまく伝わっていない!と危機感を覚えたのです。

結果2回目の打ち合わせ後自宅に帰って自分で家造りnoteに間取りをいくつか引いてみて、設計士さんとの打ち合わせ内容ともそこまで大きく変えることのないけれど希望に沿った自作の間取りをメールで提出しました。
その時に設計士さんから送られてきた手書きの間取り案は、耐力壁問題を避けるためにL型リビングダイニングの真ん中にリビングが鎮座していてダイニングとキッチンが分断されているものでした。
このことからもしメールで手書きの案を送っていなければ納得の行く間取りになるまで10回をゆうに超える打ち合わせ回数になっていた可能性を示唆しています。
いくら耐力壁のせいでリビングが狭くなるのを避けるためとはいえ、ダイニングとキッチンが分断され和室の大開口の前にダイニングではリビングが狭い以上に耐え難いものがありました。

スタートラインが大切

我が家の土地は北側斜線等の制約があることはあらかじめわかっていたので、建物形状をどうすれば土地を有効活用できるかなど素人では想像もつかない部分でプロの方の意見が必要かなと思っていた節があります。
なのであえて間取りを作って持って行くことはしませんでした。
今にして思えば自分達の中でそれなりにイメージが出来ていたのだから、最初から間取り案を作って持って行けばもっと話が早かったのかもしれません。

まとめ

設計士さんがベテランなのか駆け出しなのか、女性なのか男性なのか、相性が合うのかなど細やかな条件でうまく行く行かないはもちろん出て来る事ではあると思います。
けれどそういった運に左右される部分でなく確実に要望を伝えるには、頭の中に描いているものを形にして周知するという作業が一番手っ取り早い道なのではないのかな?と思います。
実際我が家の場合ですが、メールで図案をやりとりするようになってこちらの意図が格段に伝わりやすくなったように思うのです。

もちろん設計士さんそれぞれのやり方があると思うので、我が家のようにメールで図案のやりとりをしたりと言った形が取れるかはわかりませんが、打ち合わせに自分で作成した間取り図を持って行くことはかなり有効的な方法だと思います。

ただ心がけておかなければならないことは、あくまでも要望を伝えるための一つの案として形にするに留めておき、その間取りの通り作成してもらうことを自分の中で絶対条件にしない事です。
というのもやはり回避できない構造上の問題や制約ばかりはどうあっても出てきますので、希望が柔軟性を欠いてしまうと後々に自分で自分の首を絞める可能性が出てきます。
そうならないようにも作成して持って行く間取り図はあくまでも一つの案であるということを忘れないように、ダメだった場合は切り替えて他を考えようくらいの軽い気持ちで作成することをお勧めしておきます。
実際我が家でも何度もリテイクをしたので相当設計士さんを泣かせました。(その度に新たな構造計算をさせることになったので)

次回は自分でやる間取り作成においてより実現性を高めるためのコツのお話になります。